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2011年4月11日月曜日

いわき湯本温泉

被災地域付近の観光地,折角営業再開しても観光客が行かないんじゃどうしようもないぜ。政府が安全っつってるんだから安全なんだろう。
福島第一原発から30キロ圏外,直線距離にして50キロ程度のいわき湯本温泉に行ってきました。

常磐道を北に進むと友部SA付近から補修跡が目立ちます。それでも100キロで巡航可能。SAの給油所での行列はありません。走っている車も別に復興用の車ばかりというわけじゃなく,マイカー中心でした。
車も意外に多く走っており,普段の休日と余り変わらないかな,とも思いました。

日立北ICから国道6号線を北上。意外に海岸線から離れているこの道ですが,海岸線に接近した2カ所で津波被害を受けた地域を通過しました。

ガソリンスタンドは営業しているところが多く,行列もありません。値段も東京と変わらないどころか少し安いくらい。少なくともいわき付近までは燃料の心配はないようです。

途中セブンイレブンで休憩したのですが,何故か本がまったく入荷されてませんでした。缶コーヒーを買って,飲んだあと缶を捨てようとすると,「ゴミ箱はありません。」と言われて持ち帰ることになりました。よく見るとゴミ箱は店内にありましたが,カバーが掛けられていました。

いわき湯本へ向かう道を間違え,北に行きすぎてしまいUターン。
久之浜を越えているため,原発から半径30キロ圏に一時的に入ってしまった可能性があります。道路にはそれを示す表示はありませんでした。


いわき湯本は内陸なので津波被害とは無縁。温泉街をバイクで走る限り,建物への被害も少なそうでしたが,築15年程度の共同湯「さはこの湯」が補修中なのがやたら目立ちました。この建物,温泉街の中ではかなり新しい部類の筈なんですが。
それでも私が訪れた4月10日から営業を再開していたため,入ることにしました。


駐車場は満杯,中も結構賑わっていて,脱衣所では苦労するくらいでした。
湯船を無理に大きくしていないおかげで,お湯は源泉掛け流しで良い湯でした。
浴場から出て牛乳を買ったのですが,福島の牛乳会社のくせに「岩手県産の牛乳を使用しているのでご安心ください」とか書かれていて残念。

さはこの湯から出て,温泉街を歩きましたが,シャッターが降りている店が多く,人通りもまばらでした。これはオフシーズンだからなのか,元々結構寂れているからなのか,震災の影響なのかは普段の姿を知らないためわかりません。ホテルはかなり営業しているようでした。


いわき湯本のシンボルである温泉神社に行こうと思ったところ,立ち入り禁止。参道の両脇に見える白い円柱状の石が鳥居の残骸であることにすこしして気付きました。


帰りの常磐道は渋滞知らずで極めてスムーズでした。

2011年4月6日水曜日

それ着ていて暑くない?

出勤したら,上司に「それ着ていて暑くない?」と言われた。
そういえば真冬用コートを着ていた。
別に暑くはなくて丁度良い位なのだけど,外を歩く人はコートを脱ぎ始めている。
今年はここでコートを脱ごうか。
コートを脱ぐと新しい季節が動き出すってZARDの歌詞にもあったな。