うっすら雲が出ているが、日差しは厳しく、日陰に人がびっしり溜まっている。最終的には真っ赤に日焼けした。
フリー走行3回目では微妙な雰囲気で、可夢偉も順位的に振るわなかった。
予選が始まると良いタイムか出るようになって、サーキットも盛り上がっていった。
楽にQ3に進出して、最後のアタックに入ったところでライコネンがスピンして黄旗。周囲みんながっかりしていたが、よく見ると順位は4位。3位のバトンが5グリッド降格なので何もなければ3番手スタートになる。本来は大いに盛り上がるべき順位だが、黄旗出ている中での順位だったのでタイム取り消しの上でペナルティ喰らわないかモヤモヤしたままだった。
ローディーがチューニングしているのかと思ったら、何のアナウンスもなしに演奏が始まった。スケジュールではこの時間帯は空白だ。
演奏中にもスタッフがステージにいてPAに身振りで指示していて変な雰囲気だったが、メンバーに照明が当たり、まっとうな演奏が3曲続いた。そのバンドは何とスクエアで、最後にメンバーか、マイクを持って説明。公開リハーサルだった。
18時から前夜祭。着いた席がザウバーのピットの真ん前。作業の様子がよく見えた。可夢偉の車の前でフェラーリの恐らくエンジン部門のスタッフとザウバーのエンジニアが長く話していたのが気になる。
まずホンダF1一期の時のRA272のエンジンに火が入った。フォースインディアのメカニックたちがピットウオールに集まって眺めていた。
そして可夢偉登場。可夢偉は喋りか本当にうまい。司会との掛け合いは最後漫才のようになっていた。終わった後にファンの元にいってサイン始めてしまってなかなか終わらない。ザウバーのリザーブドライバーのグディエレスも可夢偉について来ていて、刺激されたのかバンから出てきてサイン始めてしまった。
みんな笑顔のいい土曜だった。
去年は日曜はガッカリだったのだが、明日はどうなるか。
帰ろうとしたら、バイクの前についた瞬間に雨が降り始めてしまい、ちょっと味噌がついた。