iTunesMatchはiTunesに登録されている音楽をまるごとiCloud(Appleのインターネット上のクラウドサービス)に乗っけることができるサービスで,iTunesStore上にあればiTunesStore上の曲を,なければパソコン上の曲をインターネット上のアップロードして利用する。
メリットとして
- iTunesStore上のファイルでパソコン上の低音質のファイルを置きかることができる
- ファイルをダウンロードせずにストリーミングで利用できるのでiPhoneやiPad等の容量の制限があるデバイスでは聴ける曲が増える上に容量が節約できる
- 共通のライブラリを複数のデバイスで使える
といったことが挙げられる。
私にとっての最大のメリットは共通のライブラリを複数のデバイスで使えることだ。
iTunesMatchを使うMac,WindowsPC,iPhone,iPad,AppleTVで利用できる音楽もプレイリストも全部一緒になる。
私はMac3台,WindowsPC1台,iPhone3台,iPad2台,AppleTV1台を保有しているため,共通したライブラリとプレイリストを使えるのは大きい。
5月の日本でのサービス開始直後はなかならiCloudとの同期が終わらないとか騒ぎになっていたのだけれど,その後ある程度安定し色々情報がネット上に溜まった開始約2か月後の今,私も利用開始することにした。
年間利用料3,980円かかるので,オリコンの月額定額サービスYou大樹を解約して月間1,000円以上浮かせて原資とする。
私のメインパソコンのMac mini上の音楽ファイルは27,910曲なので,iTunesMatchの曲数制限25,000曲に引っかかり利用できず。そもそもiTunesMatch用の画面を開くボタンすら現れない。
しょうがないのでオーディオ用にアップルロスレス形式でリッピングしているセカンドマシンのiMacのiTunesから利用することとした。こちらは収録曲は約12,000曲で余裕がある。
iTunesの画面上部,曲,アルバム,ジャンルといったボタンの並びにMatchというボタンがあり,そこからiTunesMatch開始用の画面が出る。「年間登録料¥3,980」と書かれたボタンを押してサービス利用開始。あっというまに「iTunesMatch:登録済みです」というタイトルのメールが来る。
iTunesMatchの初期設定作業は
- iTunes上のライブラリ情報の収集
- iTunesStore上の曲とのマッチング
- マッチしなかった曲のアップロード
私は木曜夜に登録開始,最初の1のライブラリ情報の収集を始めたところでそのまま就寝。金曜朝に起きたらまだ2に進んでいなかった。一度停止して再開,出勤。
夜帰宅すると2の途中で止まっていた。2で停止したり再開しながらして4時間位で完了。3が開始したところ放置。この時点でiPhone4SでiTunesMatch利用開始。この時点で曲がある程度同期されていることを確認。ただし,プレイリストの内容はきちんと同期されていないようで怪しい。
土曜日起床後にiTunes上の作業が終了していることを確認。
さて,次は全く曲が入っていない2台目のMacとAppleTVでのiTunesMatch利用開始だ。続く。