ページ

2014年10月2日木曜日

大田泰示が見たくて神宮で野球観戦

巨人の優勝決定後、巨人の4番に大田泰示が座った。
松井の後継者と期待されながら芽が出ず、未完の大器と言われ続け、もう6年目。ここに来てようやくコンスタントに結果を出すようになっていた。
4番は勿論消化試合でのお試し起用だが、大田がモノになったら巨人にとって大きいので期待してしまう。

私の会社は水曜日は残業禁止。 今日は巨人優勝後決定後初めての東京での試合のため,大田の活躍を期待して神宮へ。

職場から30分。地下鉄銀座線外苑前駅到着。
神宮は食べ物・ペットボトル持ち込み可能なので、地下鉄駅から球場までの道に連なる店で夕食とツマミを買い込む。

球場で外野自由席のチケットを買う。1,600円。安い。途中の金券屋で買っておけばもっと安く上がったかも。

神宮の外野自由席のうち、ポールから内野側の席に座る。ここはかつて内野席だったエリアで、席に背もたれがある。また、応援団のいないエリアなので座ってゆっくりできる。

席に着いた時点で国歌演奏中。すぐに始球式があり、試合が始まった。




お目当ての大田は今日もスタメン。しかも1番だった。
タイプ的には向かない打順に思えるが、打席に立つ機会を増やそうという監督の配慮のようにも思えた。

プレイボール。大田いきなり三振。しかし、続く二人も三振でこの試合どうなるのって感じの立ち上がり。
巨人の先発は今村で、いかにもお試し起用といった感じ。しかし無失点に抑えて試合はロースコアゲームに。



買い込んでいた夕食の焼きそばとツマミを食べ始めるとなかなか試合に集中できない。ビール買おうと売り子を探すと更に集中できない。可及的速やかにビールを買いこの状況を打破しようと売り子探しを優先する。
それにしても売り子は皆んな可愛い。かなり選考厳しいと感じさせる。男の売り子もいて、こちらはスポーツマンっぽいイケメン揃い。
遠くの売り子とアイコンタクトしたので、手を上げて呼ぶ。感心したのは事務的にビールを注いで会計して終わりでは無く,ビール注いでいる間に世間話をしようと努めているところ。こういう教育なのか,売り子が自然に身につけたものなのか。他の売り子も同じような感じで好感が持てた。

神宮の席は狭いが,客が入らないので隣の席に荷物を置けて,前の席に足乗っけることができるので広々と寛げる。阪神戦や広島戦ではこうはいかないが,巨人戦は今回のような消化試合以外でも行ったことがあるが空いていることが多く,のんびり観戦には良い球場だ。

ビール飲んでツマミのソーセージとポテトフライ食べてしまったら腹が一杯になってしまった。400円で買った焼きそばは山盛りで腹が更にパンパンになってしまった。
腹が一杯になったところで試合に集中。点が入らない試合も4回に下位打線の連打でヤクルトが点を入れると試合が動き巨人もこれまた下位の井端がホームランを打って同点に。

肝心の大田は3打数ノーヒットで残念な日。更に,守りでも浅めの外野フライでタッチアップした3塁ランナーを刺せず,これが決勝点に。課題が残った試合だった。

8回にワンアウト2塁のチャンスで大田の打席になったが残念なことに四球。後続は倒れ,9回は1回同様の3打者連続三振でゲームセット。

神宮球場では試合が終わった後はベンチから選手が出て外野自由席と内野席の間の通路を通ってロッカールームに向かう。一部の客は選手がやってくるのを待ち構えて声援を送る。私もそこに加わってみた。
選手が通る通路はテントで覆われて見えないようになっているのだけれど,一部切れ目があって一瞬選手が見える。
大きな声で声援を送る子どもがいた。大田は一番最後にやってきたので,子どもが一際大きな声で「おおたせんしゅー,おおたせんしゅー」と大田が通路に入った後も連呼していた。大田はテントの切れ目から子どもの声のする方を向き,声援に一瞬応えて消えていった。

2014年7月2日水曜日

iTunesMatchその1 利用開始

 Appleが2011年にサービスを開始しながらも,日本ではずっと始まらなかったサービスiTunesMatchが2014年の5月の連休から日本でも始まった。

 iTunesMatchはiTunesに登録されている音楽をまるごとiCloud(Appleのインターネット上のクラウドサービス)に乗っけることができるサービスで,iTunesStore上にあればiTunesStore上の曲を,なければパソコン上の曲をインターネット上のアップロードして利用する。

 メリットとして

  • iTunesStore上のファイルでパソコン上の低音質のファイルを置きかることができる
  • ファイルをダウンロードせずにストリーミングで利用できるのでiPhoneやiPad等の容量の制限があるデバイスでは聴ける曲が増える上に容量が節約できる
  • 共通のライブラリを複数のデバイスで使える

 といったことが挙げられる。

 私にとっての最大のメリットは共通のライブラリを複数のデバイスで使えることだ。
 iTunesMatchを使うMac,WindowsPC,iPhone,iPad,AppleTVで利用できる音楽もプレイリストも全部一緒になる。
 私はMac3台,WindowsPC1台,iPhone3台,iPad2台,AppleTV1台を保有しているため,共通したライブラリとプレイリストを使えるのは大きい。

 5月の日本でのサービス開始直後はなかならiCloudとの同期が終わらないとか騒ぎになっていたのだけれど,その後ある程度安定し色々情報がネット上に溜まった開始約2か月後の今,私も利用開始することにした。

 年間利用料3,980円かかるので,オリコンの月額定額サービスYou大樹を解約して月間1,000円以上浮かせて原資とする。

 私のメインパソコンのMac mini上の音楽ファイルは27,910曲なので,iTunesMatchの曲数制限25,000曲に引っかかり利用できず。そもそもiTunesMatch用の画面を開くボタンすら現れない。
 しょうがないのでオーディオ用にアップルロスレス形式でリッピングしているセカンドマシンのiMacのiTunesから利用することとした。こちらは収録曲は約12,000曲で余裕がある。

 iTunesの画面上部,曲,アルバム,ジャンルといったボタンの並びにMatchというボタンがあり,そこからiTunesMatch開始用の画面が出る。「年間登録料¥3,980」と書かれたボタンを押してサービス利用開始。あっというまに「iTunesMatch:登録済みです」というタイトルのメールが来る。

 iTunesMatchの初期設定作業は

  1. iTunes上のライブラリ情報の収集
  2. iTunesStore上の曲とのマッチング
  3. マッチしなかった曲のアップロード
といったプロセスで進む。

 私は木曜夜に登録開始,最初の1のライブラリ情報の収集を始めたところでそのまま就寝。金曜朝に起きたらまだ2に進んでいなかった。一度停止して再開,出勤。
 夜帰宅すると2の途中で止まっていた。2で停止したり再開しながらして4時間位で完了。3が開始したところ放置。この時点でiPhone4SでiTunesMatch利用開始。この時点で曲がある程度同期されていることを確認。ただし,プレイリストの内容はきちんと同期されていないようで怪しい。
 土曜日起床後にiTunes上の作業が終了していることを確認。

 さて,次は全く曲が入っていない2台目のMacとAppleTVでのiTunesMatch利用開始だ。続く。

 

2014年5月8日木曜日

たれぞう・ヒカキン…ついていけない

最近やたらとネット上で「たれぞう」という名前を目にする。どうやらYouTubeにレビュー動画をアップしている素人(極めて個性的なルックス)をニコニコ動画のイタズラ好きな面々がおもちゃにしているらしい。

たれぞう本人には全くメリットがない。なにせニコニコ動画にアップされているものは無断転載だし,無関係なホモ動画のタグが付けられたり,勝手に編集されてたりしている。コメントも褒めているようで嘲るようなものばかりだ。既に本人は動画をアップしていないという。

「たれぞう」を調べているうちに「ヒカキン」という名前も目に付き始めた。こちらはYouTubeのチャンネル登録者数で日本一の人らしい。

アップしているのは商品レビュー動画やゲーム実況動画,ビートボックス動画らしい。登録者数が100万を越えるらしいが,そんなに貴重な時間を使って素人の商品レビューやゲーム実況や素人のビートボックスが見たい人がいるのかと驚きだ。ご丁寧に「そんなに面白いと思えない割に登録者数が異常に多いのは子どもが中心だから」というエクスキューズまで用意されている。なんだよ,そのへんな言い訳。おまえAKB48か。ゲーム実況や商品レビューをワクワクして待つ子どもがいるのか。

たれぞうと違って,どうも広告代理店が背後にちらつく。ヒカキンは「YouTubeのアフィリエイトで高収入」「素人がYouTubeからスターになれる」という幻想を広めることに貢献している。また,商品紹介はまんまステルスマーケティングだ。

ヒカキンはヒャダインみたいに実は最初から芸能人でした。という落ちがあるのかもしれない。まあ,よくあることだ。伊集院光だって売り出すにあたって実際は噺家だったのに,ラジオの素人参加番組に「素人」として登場しているんだから。

たれぞうもヒカキンも積極的に見る気にはならない。ヒカキンの動画を見てしまうと,おすすめ動画に執拗に登場するようになるらしいので,むしろ積極的に避けなければならない。

・・・たれぞう動画見ちゃった。


2014年4月29日火曜日

あれは…武藤敬司?

実家からのUターン、新幹線グリーン車の車内。仙台駅からトレーニングウェア姿のガタイのいいスキンヘッドのおっさんが乗り込んで来た。

肌真っ黒で、剃らなくても禿げている感じの頭とか、顎髭とか、なんか武藤敬司みたいだなぁと思って、ウエブで今の所属団体を調べる。WRESTLE-1。船木さん(同じ中学の一学年先輩なのでさん付け。)も所属してるのね。

そして所属団体のホームページを調べると、まさに今日、仙台で大会があった。開始時間からしてちょうど試合が終わったくらいの時間だ。レスラーは撤収があるだろうけど、武藤は団体主宰してるから撤収前に先に帰っても不思議ではない。

やはり本人だったんだろうか。

ジャージにWRESTLE-1って思いっきり書いてあるんだけど。
武藤のツイッター見たらまさにその格好。ていうか、今立ち上がった。本人だ。


2014年3月21日金曜日

三鷹のじいさんの腕時計

仕事のため三鷹に行き,バスに乗った。
バスは相席すれば座れる程度の混雑だった。

「兄ちゃん,こっち空いてるぞ」

一番奥の席まで向かおうかとしていたところ,一人のじいさんに隣の席を勧められた。

「兄ちゃん,高そうな時計しているな。1千万円とかするんか。」
「いや,そんなに高い時計じゃないですよ。3万円しませんから。」
「そうかー。ワシの時計なんか40年間これじゃ。」

じいさんが見せてくれた時計は確かに古く,メッキが一部剥がれているようにも見えたがきちんと動いていた。サイズは男物にしては少し小さいかな,とも思えた。

「いやー,むしろ凄いじゃないですか40年前の時計がまだ動いているなんて。」
「そうかの−。ゼンマイ巻かなきゃならんポンコツじゃ。それはクオーツか?」
「電波時計ですけど,今じゃ機械式時計の方が偉いですから。」

時計の話が一通り終わると,じいさんと私の会話も途切れた。

バスを降りるとき一言挨拶しようと思っていたが,じいさんは明後日の方向を向いていて挨拶し損ねてしまった。

じいさんは,今日も隣に座った人に自慢の腕時計を見せているんだろうか。