ソニーがMD製造から撤退するとのニュースが少し前に流れていたのだけれど,ほぼ同じ時期に私の持っているMDデッキが故障して再生すらできなくなった。
MDS-JA30ESという12万円もする高級機だったのだけれど,2008年に修理受付終了。 なんとかならないものかネット上を探してもなんともなりそうもなく,どうやって廃棄するか悩むこの頃。
MDラジカセが1台あるので,録り溜めたMDは低音質ながら聴くことはできそう。しかし,MDラジカセでは外部出力ができず,光デジタル出力のあるMDデッキで再生すらできなくなると,20年近く前から100枚ほど録り溜めたMDをCD-Rのような他のメディアにダビングすることもできない。MDラジカセが壊れたら全て終わりだ。
デジタル録音メディアはメディアの寿命のリスクより,再生機器が使えなくなるリスクの方が大きいのだということがよくわかった。50年先まで持つメディアでも,その寿命に意味があるかは50年後に再生できるかは再生機器があるかどうかにかかっている。
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